2009年09月30日

おばぁ

また重度フロアの話ですが・・・

私のいる階に沖縄出身のおばあちゃんがいました。
車椅子で(立てない)胃ろう。
発語は「うぁぁ」としか言えない。
でも、こちらの話していることは全て理解しています。

皆は「○○さん」と名前を呼んでいましたが
私は親しみをこめて「おばぁ」
(沖縄の方言で「おばあちゃん」という意味)と呼んでいました。

「おばぁ、元気ね?」と聞くと「うぁぁ」と手を挙げて答えてくれました。

同じユニットに暮らしている、男性利用者さんも
「ばあちゃん」と言っておばぁを可愛がってくれていました。


けれど、「胃ろうだから」という理由だけで
重度フロアに居室変更されてしまったおばぁ。
重度フロアでは、誰も喋らず、身動きできず、
だからリビングに出てきてもひとりぼっちです。
働いている職員も新人ばかりでみたことのない顔。

今日、部屋を変わってから初めて、車椅子で元のユニットに
遊びに来ていました。

おばぁ、泣いちゃったんですよ。。。

そして、自分の部屋に戻ってまた泣いて。


夕方、私が重度フロアに顔を出して
「おばぁ。元気ね?」と聞いたら
またウルウルッと瞳を潤ませるおばぁ。

「また遊びにおいでね。 私もまた来るから」としか言えません。


こんな居室変更、あっていいのか・・・

働く側の都合でしか物を考えていない。
あんな施設、潰れてしまえ!



posted by おでこ at 23:21| Comment(5) | TrackBack(0) | 介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
う〜〜ん。入所されてる方の事は考えず
施設側の都合だけで居室変更してしまう
・・・。
考え方が偏向してるような・・・。
閉口頓首ですね。
Posted by まさくん at 2009年10月01日 14:09
♪まさくん様

全てのことがそうです。
施設側の都合。
誰が主役なのかをこれっぽっちも
考えていない。
なぜ福祉に手をだしているのか疑問です。

・・・儲かるからか?
Posted by おでこ at 2009年10月01日 21:45
びっくりしたぁ
違うところに紛れ込んだのかと思った(笑)

組織の理屈ですね
介護と効率というのは
相反することがもっとも多い。
だから介護は組織になじまない。
典型だと思います。
そういうのもっと増えると思います。
Posted by ojin at 2009年10月01日 21:58
おばぁ、寂しい夜を過ごしているのでしょうね。
せめて、元の場所に戻していただければ・・・
理想なのかもしれませんが、もっと利用者さんと向き合ってほしいです。

私の居た施設も最初は医療管理の都合の良いように運営していました。
その後は各ユニットに利用者さんを戻して看護師が走り回っていました。
面会に来られたご家族だって苦情をおっしゃると思います。

私も派遣でたまに飛ばされますが、ひどいなぁって施設はありますね。
よそ者なので何も言えませんけど^^;
Posted by cyao at 2009年10月01日 23:29
♪ojin様

また違うとこに来てしまったかと思いましたか?
うちの壊れかけのモニターでは、黒っぽい画面は
どうも見にくくてねぇ・・・
変えざるを得ませんでした。

組織の理屈。
それが、あからさまに利益を追求する
一般企業ならいざしらず
福祉の世界でも?

仕方のないことなのかもしれないし、
私だって給料もらわなくては困ります。
でもねぇ・・・(-_-;)(-_-;)(-_-;)(-_-;)

♪cyao様

元の所に・・・
私もそう思います。
日中だけでも、拉致してきてしまおうかと。
でも、それではお互いのためにならないのかも
しれません。

けれど・・・おばぁの家族。
おばぁを放りっぱなし。
入所した当時、衣類なども
「え?これだけ?」ってほど
少ししかありませんでした。

おばぁ、人生のラストステージで。
可哀想すぎます。
Posted by おでこ at 2009年10月02日 23:14
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